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神田沙也加さんの急逝をめぐるメディアの動き

神田沙也加さん(12月18日没、享年35歳)

去る12月18日、女優、歌手、声優として幅広く活躍する神田沙也加さんが札幌市内のホテルの高層階から転落し、搬送先の病院で亡くなりました。父は俳優の神田正輝さん、母は歌手の松田聖子さん。宮本亜門演出のミュージカル『IN TO THE WOODS』で赤頭巾役を演じたのを機に、活動の場を舞台に移します。ディズニーのミュージカル・アニメ映画『アナと雪の女王』日本語吹き替え版では女王アナ役を好演し、大ヒットに貢献しました。幼少期からアニメやゲームが好きで、休日には秋葉原で過ごすこともあったとか。ふなっしー(千葉県船橋市在住の「梨の妖精」とされるマスコット)の大ファンで、テレビ番組で共演したり、DVDのナレーションなども務めました。改めて故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます(合掌)。

厚労省「自殺報道ガイドライン」遵守でメディア各社が協調

メディア各社は、この訃報を知らせる記事や報道の最後に自殺志願者へのメッセージとして各相談窓口を利用するよう一斉に呼び掛けました。これは厚生労働省から「著名人の自殺に関する報道にあたってのお願い」と題するリリースが配信され、連鎖・誘発的な自殺を防ぐ観点から『自殺報道ガイドライン』を遵守した報道を心掛けるよう要請があったためです。

自殺報道をめぐる「ウェルテル効果」と「パパゲーノ効果」

メディア報道に影響されて自殺が増える現象を「ウェルテル効果」と言います。ゲーテ著『若きウェルテルの悩み』(写真上=映画『ゲーテの恋~君に捧ぐ〔若きウェルテルの悩み〕~』より)の主人公が最終的に選んだのが自殺で、これに影響された若者たちが彼と同じ方法で自殺する事象が起きたことに由来します(同書を発禁本とする国もある)。また、メディアが人生相談の窓口や自殺を思い留まった成功事例を紹介することで大衆の自殺願望が抑制されることを「パパゲーノ効果」と言います。これはモーツァルト作曲のオペラ『魔笛』の登場人物で、不毛の恋に苦悩した末、自殺を図ろうとするも、思い留まって生きることを選んだ愉快な鳥刺し男パパゲーノに由来します。前述のガイドラインは、このパパゲーノ効果を意図したものなのです。相談窓口として「日本いのちの電話」「よりそいホットライン」などが紹介されていますが、お墓参りに行って(亡き両親やご先祖様に)心の悩みを打ち明けることも抑制効果があるとされます。不思議と気が楽になり、どこからともなく生きる希望と勇気が湧いてくることでしょう。