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2018.10.31

冠婚葬祭を時間とマネーで比較すると…

目次

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「冠婚葬祭」って何? それに要す日数はどれくらい?

「冠婚葬祭」は儒教思想に由来する言葉で、冠は成人式、婚は結婚式、葬は葬式(韓国や中国では、葬ではなく「喪」の字を用いる)、祭は祖先祭祀を意味します。それぞれの儀式に費やす時間は、冠婚はいずれも1日(中には2回以上結婚する人もいますが)、葬は納棺から納骨までとすれば最短2日~49日(あるいは数年後など)。そして祭は自分が生きている間はずっととなります。つまり冠婚葬祭の中では葬祭の占める時間的な割合が最も長いのです。

冠婚葬祭の平均相場はどれくらい?

ではそれぞれの儀式にかかる費用はどうでしょう。ある調査データによると、成人式(冠)にかかる費用の平均相場は、女性が振袖をレンタルした場合で平均3~5万円(購入で同15~20万円)、男性はスーツ・靴代として10~15万円。また結婚式(婚)の平均相場は、出席人数×5~6万円でおよそ300~360万円と言われています。一方、葬式(葬)の平均費用は「葬儀一式費用」「寺院費用」「接待飲食費用」の合計で約200万円、仏壇の平均購入額は約34万円、墓石の平均費用は「永代使用料」「墓石価格」の合計で約196万円ということです。祖先祭祀(祭)は、お彼岸やお盆の供養、年忌法要などにかかる費用(お布施や塔婆代、供花、線香代など)だとすれば、人それぞれとなりますが、およそ数万~十数万円といったところでしょうか。

一日または一人当たりの費用では…

以上の結果から、冠婚葬祭の中で、葬(葬式・仏壇・墓石)にかかる費用が一番高いことになりますが、仏壇や墓石は一度購入(契約)してしまえば、子から孫へと代々受け継がれていくものなので、一日または一人当たりの費用で考えれば、決して高くはないと言えるでしょう。身近な先祖として実感できるのは、両親と祖父母、せいぜい(そう)祖父母までかも知れませんが、その上のご先祖様が誰か一人でも欠けていたら、いまの自分は存在しないのです。したがって面識がないからといって、古いご先祖様を粗末に扱ったり、(ないがし)ろにするようなことは決してあってはならないし、そのご先祖様から受け継いだ尊い命を大事にして、次世代へ確実にバトンタッチすることが現世に生きる我々の使命でもあるのです。