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宮城・福島で震度6強、春彼岸の墓参は気を付けて

目次

東日本大震災から11年目、同じ3月に発生

東日本大震災(2011年3月11日)から11年目を迎えたばかりの3月16日午後11時36分頃、またしても福島県沖を震源とするマグニチュード7.4(推定)の地震が発生し、宮城県の登米市と蔵王町、福島県の相馬市と南相馬市、国見町で震度6が観測されました。津波注意報も発表され、宮城県の石巻港で30㎝、仙台港で20㎝の津波が観測されました。東北の被災地では、11年前のことを思い出して眠れぬ夜を過ごされた方もいらしたのではないでしょうか。各地の被害状況が明らかになったのは翌朝で、死者数名を含む人的被害が広範囲であったほか、インフラ関係では1都8県で発生した最大209万戸の停電や東北新幹線の車両脱線、高速道路の地割れ、さらに建造物では外壁や石塀の崩落、隆起した板石の破損、神社の石灯籠の倒壊などが報告されています。公共・商業施設や店舗、住宅、墓地、山間部の道路など、まだ充分に把握できていないものも多数あり、被害状況はさらに拡大する見通しです。

今後1週間は最大震度6強の地震に要注意

気象庁によると、「約1週間は、今回と同じ規模の最大震度6強程度の地震が発生する可能性がある」として注意を呼び掛けていますが、折しも来週3月21日㈪は「春分の日」で、お墓参りを予定されていた方も多数いらっしゃることでしょう。被災地の墓地では、11年前の震災で倒壊した石塔を応急処置で戻しただけのものや、福島原発事故で一時的に避難していた地区では、音信不通または経済的理由で修復できないお墓や無縁墓など、除染した石塔を台石の上に寝かせた状態で放置してあるものが多数あり(写真上)、それが今回の地震で倒壊またはズレたり、今にも落ちかねない不安定な状態になっていることもありますので、危険と判断される場合は、そこに近づかないようにしましょう。

既存のお墓に後施工できる地震対策も

今回の地震は、たまたま夜遅い時間に発生したので、現時点で墓地での人的被害が報告されていないのは、不幸中の幸いでした。お墓の地震対策は新規建立時だけでなく、既存のお墓に後施工できる免震・耐震技術もありますので、まだ対策をされていない方は、この機会に地元の石材店などに相談し、検討されてみてはいかがでしょうか。