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旧軽井沢ロータリーに佇む怪しい人影の正体は

中山道の宿場町だった旧軽銀座

数多くの外国人や皇族、文化人らに愛されてきた日本有数の避暑地、軽井沢(長野県軽井沢町)。「旧軽銀座」こと旧軽井沢地区は、中山道六十九次の軽井沢宿(江戸から数えて18番目の宿場)があった場所で、ジョンレノンが贔屓にしていた老舗パン屋フランスベーカリーのほか、堀辰雄の小説『美しい村』の舞台となったつるや旅館、ミカドコーヒー、中山ジャムの店舗などが軒を連ねます。その起点であるロータリーの茂みの中に怪しい人影が…。そこには全国的にも珍しい丸彫りの三面馬頭観世音菩薩像(写真上)が建立されています。

 

馬頭観音が伝える軽井沢宿の歴史

この三面六臂(顔3つ、腕6本)憤怒相の馬頭観音は1853年(嘉永6年)、信濃国高遠(現・長野県伊那市高遠町)の旅稼ぎ石工、高遠石工によって作られたもので、もとは旧軽銀座の先(碓氷峠側)にある二手橋にありました。その後、軽井沢で別荘地を開発した実業家・野沢家のもとで手厚く保護されましたが、野沢家が同町に寄付し、4年前に町有地のロータリーへ移設されたということです。馬頭観音は観音菩薩の変化仏(衆生を救うため姿を変えて現われる化仏)の一つで、民間信仰では馬の守護仏として祀られました。高級リゾート地の軽井沢がかつて宿場町だったことはあまり知られていませんが、馬が重要な移動・運搬手段だった中山道の宿場町にこの馬頭観音があったことが、その史実を今に伝えています。ちなみに、もとあった二手橋は、軽井沢宿に立ち寄った旅人と酒盛女が別れを惜しんで二手に分かれる場所だったことが、その地名の由来とされています。

 

軽井沢町には縄文中~後期の遺跡も

米国マイクロソフト社の共同創業者で、13年連続で世界長者番付1位になったビルゲイツ氏が「日本に別荘を建設している」との噂が10年ほど前にありましたが、その場所は中軽井沢の北部に位置する千ヶ滝地区とされます(真相は不明)。有史以前の歴史も古く、町の南西に位置する「茂沢南石堂遺跡」では、縄文中~後期のものと思われるストーンサークルや竪穴住居、土器類などが数多く発見されています。軽井沢が居住に適した場所であることは今も昔も変わっていないのかも知れません。