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墓地での痛ましい事故を未然に防ぐために

目次

本来あってはならない墓地での事故

墓地は、死者の魂が眠る神聖な場所ですが、時々思わぬ事故が起きることがあります。お墓は、墓石本体だけでなく、墓誌や塔婆立て、墓前灯籠など様々な石造物で構成されており、古い時代にモルタルなどで施工されたものは接着力が失われ(あるいは部材を単に積み重ねただけの場合もある)、大きな地震で倒壊する危険があるからです。軟弱な地盤では石の重みで石造物が傾いたり、寒冷地では石の隙間(目地)から入り込んだ水が凍結を繰り返し、その上の竿石や台石が少しずつ動いて転倒してしまうこともあります。また、墓参者がよろけた場所に角置灯籠があり、その笠石の角に接触して怪我するようなケースも報告されています。お墓の事故は、実は現場で働く職人さんも多かれ少なかれ経験していて、作業中にちょっとした不注意で石の部材を足の上に落としたり、石の間に指を挟んで怪我することもあるのです。

園児が墓石の下敷きになる痛ましい事故も

数年前には4歳の園児が園外保育中に集団から抜け出し、高さ約80㎝の墓石の下敷きになって、病院へ搬送後、死亡する事故もありました。事故原因として、保育園側の監督不行き届きが指摘されていますが、その後の検証作業で、事故を引き起こしたのが古い時代の墓石だったことから、「(園児は)それをお墓だと認識していなかったのではないか。お墓と認識していれば事故は起きなかったのではないか」といった考察も出されています。

墓地での注意点などを遊びながら学べる『おはかるた』

お墓を題材にしたかるた『おはかるた』(写真上、税込み3,850円。公式HP=https://ohakaruta.4114sawaya.net)は、この事故の教訓をもとに地元の石材店がクラウドファンディングで出資者を募って作ったものです。「おはかにはのぼらないでね」「かぞくがあつまるところ」「たおれたらたいへん!ふるいおはかにさわらない」などの読み札が素朴なイラストの絵札(塗り絵可能なモノクロ仕様)とセットになっています。このかるたで子供たちは遊びながら、墓地での注意点や道徳観を自然と身に付けることができるのです。未就学児の親御さんは、この教材を幼稚園や保育園などに寄付されてはいかがでしょうか((有)石の澤屋HP=https://www.4114sawaya.netのお問合せフォームでも受付中)。